Document

Our Technology

JolieClothesの商品に活用されている私たちの技術をご紹介しております

除菌繊維 Bacteria Buster ®(バクテリアバスター)とは・・・

「Bacteria Buster(バクテリアバスター)」は、銀イオンをポリエステル繊維に特殊な技術で練り込むことで除菌力と安全性、耐久性にすぐれた除菌繊維です。無機質ガラスに銀イオンを担持させた結晶を微粉末化し、これをポリエステルおよび、ナイロン繊維に練り込むことで、抗菌ポリエステル、抗菌ナイロンを実現しました。
手袋に使用することで手の周りの抗菌を行ったり、肌着に使用することで汗や皮脂による菌の繁殖を抑えて防臭効果を発揮する、もしくは靴下に使用してニオイの原因菌の繁殖を抑えるなど、様々な使い方ができ、さらに白癬菌に対しても除菌効果があります。

さまざまな原因菌を 99%以上カット

銀イオンの殺菌効果を世界で最初に発見したのは、ドイツのG.クラウスでした。1929年、クラウスは銀イオンの水溶液に優れた殺菌効果あることを証明し、コレラ治療法に役立てました。
水中に溶け出したプラスの電荷を持った銀イオンは、水中を漂うマイナスの電荷を持った菌に付着して菌の活動を抑制します。これを繰り返すことにより水中の菌が無くなっていき、除菌作用が発揮されるという訳です。
銀イオンには多くの細菌やウィルスに効果があることがわかっており、650種類以上の菌に有効性を示したとの報告があります。

銀イオンの除菌力と安全性

銀イオンは、微生物を構成するタンパク質にアタックし、微生物の細胞膜の損傷や、酵素の失活による代謝機能の阻害などを起こし、微生物を死滅させます。
これが銀イオンによる除菌作用ですが、銀の除菌効果作は銀イオンによるものだけでなく、銀の酸化力の強さによる活性酸素の効果もあると言われています。

銀は、古くから食器として使用されていたり、歯科医が入れ歯に純銀を使用したり、目の感染病の治療薬として硝酸銀溶液を使用したりするることもあります。今まで、銀が明白に人体に有毒であるという説は報告されていません。
実は銀(Silver,元素記号Ag)とは、非常に古典的な物質で、抗菌剤だけではなく、食品添加物として使われることが許可されている安全なものです。
実際の使用例として、製菓材料の砂糖菓子のアラザンや、昔ながらの清涼剤である仁丹の表面の銀色には、銀箔が使われてます。

銀イオンの除菌メカニズム

細胞壁を破壊して侵入
微生物に触れた銀イオンは微生物を構成する蛋白質のジスルフィド結合(-S-S-)・水素結合・チオール基(-SH)などをアタックして、それらを切断・変性し、微生物の細胞壁を破壊し、細胞内部に侵入します。


酵素の働きを止めて窒息させ、細胞分裂を停止
微生物の活動に必要な酵素の働きを阻害し、微生物を不活化させます。
不活化した微生物は分裂することができなくなり、増殖しなくなります。